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今すぐ始めないと大損!?スポーツ選手がやるべき資産形成

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アスリートサポートFP
独立系FP(ファイナンシャルプランナー)
体育大学職員

個人事業主(7-APPS 代表)
難波ジョーカーズ(関西実業団Aリーグ所属(8連覇中)のアイスホッケークラブ)

1991年5月14日生まれの牡牛座

老けてみられるので実年齢+5歳で見られることが多いです(笑)。
男の子と女の子の2児の父。

兵庫県出身。
大学進学を機に大阪に移り住む。

趣味はアイスホッケー、ウエイトトレーニング、お酒を飲みながらのスポーツ観戦、友人たちとお酒を飲むこと。

好きな食べ物:焼肉、お寿司、天婦羅。
詳しいプロフィールはこちら

この記事のポイント

★時は金なり!今日から始めよう
★長期での運用が基本
★無駄遣いを減らす
★保険・不動産・株式を活用する
★節税を意識する
★ファイナンシャルプランナーに相談する

資産形成は『できるだけ早くスタート』『長期で運用』が基本

プロ契約・社員契約どちらに関しても、スポーツ選手に共通して

引退後の生活のほうが圧倒的に長いことはしっかりと認識しましょう。

科学的トレーニングの発展・普及で選手寿命が延びているとはいえ

すご~く長く見積もっても20年ほどが選手を続けることが限界で

自分で引退を選ぶより怪我で終わってしまったり

チームの事情でカットされてしまうことのほうが多い世界です。

選手生活が始まった瞬間から資産形成を始めて

計画的にお金を管理することで、お金の心配をせずに

スポーツに打ち込める環境を自ら整えることを強く推奨します。

様々なお金の運用をしていくうえで「複利」という考え方がものすごく重要で

運用する時間が長ければ長いほど効果が高くなります。

つまりお金が増えます。お金の知識は一生役に立つものなので

早く身に着けたほうが資産形成のパフォーマンスも上がります。

結果として、引退後の備えにもなるはずです。

激しい競争を勝ち抜いて辿り着いたステージで

お金の心配をせずに全力のパフォーマンスを発揮してほしい!

お金の管理は、パフォーマンスアップにつながると考えています。

複利とは 出展:金融広報中央委員会

資産形成のスタートは、自分の状況を知ることから!


引退後を見据えて、「資産形成」の必要性は

すべてのスポーツ選手が認識していると思いきや・・・

スポーツ選手と話すと

資産形成なんて考えていない方が圧倒的に多いのが現実です。

これは非常に危険な状況で、日本の教育やスポーツ業界をよく表していると思います。

無計画なアスリートが生活苦・破綻。それを煽るメディア。

子供たちが憧れない、親もスポーツ選手を目指してほしくない。


・引退後にお金で苦労しないだろうか。
・セカンドキャリアはなにをすればいいのか。
・家族を養っていけるだろうか。
・「元プロ」という目で見られるので、みすぼらしい生活はできない。

様々な不安があると思いますが、解決策は簡単です。

早くからお金や経済に興味をもって備えておくだけです。

不安に備えるためにも、最初のステップとして銀行にお金を積み立てるだけでは

絶対にダメということを認識してください。インフレーションが進む日本では「円」の価値はどんどん下がっています。

お金の価値が下がるとはどういうことかはこちらの記事をチェック↓↓↓
お金の価値が下がる?マネタリーベースを理解しよう

保険・不動産・株式を活用したプランニングを行い

大切なお金を管理することが若い世代で常識になりつつあります。

知識があれば圧倒的に将来の不安が減ります。

誰でもできます。要は「やるか」「やらないか」ですね。

ここがスタートライン!「支出」を把握する


資産形成を始めるファーストステップは「支出」「収入」を把握すること。

自分や家族がどのようにお金を使っているか正確に把握できていますか?

お金に困りがちな人ほど把握ができていない傾向があります。

無駄遣いをチェック!

買い物をしたあとのレシートやクレジットカードの明細を確認して

日常生活で何に対してお金を消費しているのか確かめましょう。

具体的な数字を見ることで

『あれ?こんなにお金使ってたんだ・・・』『これ思い返すと無駄遣いだな・・・』

と驚くと思います。

その無駄遣いしていたお金を「運用」に回せば、生活基準を変えずとも

効率良く資産を積み上げていくことも可能です。

空前の低金利時代となっているので、住宅や車のローン、光熱費などの

毎月かかる固定費も最適なプランが選べているか見直しましょう。

余剰資金がないと運用できないわけではなく、生活を見直すことで

誰でも将来に備えて資産を積み上げることができます。

過剰な我慢は逆効果

将来の為に生活費を切り詰めて・・・

ということはオススメしません。

我慢ばかりでは継続することが困難になりますし

反動でバーッとお金を使ってしまうこともよくあります・・・

一番大切なのは『今』です。

今を基準に将来とのバランスをしっかりと検討して決めていきましょう。

支出の減らし方

無駄遣いや削減できる支出を把握できたら

レシートやクレジットカードの明細の確認は「継続」しましょう。

意識して継続するだけで月々数万円、年間何十万円、一生で・・・という差が出てきます。
支出の見直しは非常に重要な作業

ということが理解してもらえたと思います。

お金のリテラシーのある人は決して必要のないものにお金をつかいません。

知っているだけで得をするお金の使い方

例えば、同じ値段のものを買うとしても

知識があるかどうかで手元に残るお金の金額は変わります。
ポイントは「税金」をコントロールするということです。

知識をつけるor専門家にフォローしてもらわないと「余分な税金」を払い続けてしまうことに・・・
脱税を進めているという意味ではないのでご安心ください笑

経費を活用!お金の使い方を知る

プロ選手

法人を設立したり、個人事業主としてお金を稼いでいるプロ選手はまずは、「経費」を計上できるという点を強く意識してください。

仕事をするうえで必要となったお金は、経費として処理することができ

経費は利益から差し引くことができるので

結果として税金の額が低くなります。

税金を払うタイミングは1年間ひっくるめて確定申告時に支払います。

社員選手

サラリーマンである社員選手は、スポーツ活動に関することでも

経費として計上することは認められていません。

つまり、ざっくりとお伝えすると

プロ選手とは税金を払う順序が変わります。

「税金を天引きされた給与」から得たお金を使うことになるので

節税をするタイミングがなく、言われるがまま税金を払っている状態になります。

プロ選手=利益から経費を差し引いて、残ったお金にかかる税金を払う
社員選手=利益から最初に税金を引かれて、残ったお金を使う

どちらが税金をたくさん払うことになるでしょうか?
様々な節税の方法がありますが

個人事業主だったり法人を設立しているプロ選手のほうが節税につながる選択肢が多い

というのが正直なところです。

節税は国民の権利

脱税は罪ですが、節税」は国民の権利なのでしっかりと活用していきましょう。
日本の税制は知らなれば損をする」ようにできているので

何もしなければガッツリと税金を支払うことに・・・

社員選手(普通のサラリーマンにも通じていえることですが・・・)は

働き始めたときから給与から否応なしに税金を引かれることに慣れてしまって

思考停止している人がほとんどです。

しかも近年はどんどん税金も高くなっていく傾向が進行しています。

税金を減らす=お金を稼ぐ

手元にお金を残すという意味で同じといえるので

無関心なままだと「損」をしてしまいます。

経費というものは、有効活用できれば生涯コストを大きく削減することができます。

プロ選手は、個人事業主や法人の特性をフル活用して節税に取り組んでください。

お金のつかい方に興味を持つことができれば

その経験や知識がセカンドキャリアにも役に立つはずです。(とは言っても自分で勉強するのは難しいと思うのでぜひご相談ください)

先にも述べたように

残念ながらサラリーマンである社員選手は、この経費枠を基本的には持てません・・・
しかし!社員選手でも経費枠を持って節税する方法があります。

社員選手でも節税できたり、経費枠をもつ方法がある!?

基本的に、社員選手(サラリーマン)は、個人事業主と比べると税金対策が取りづらく

節税しにくいのが現状ですが『不動産投資』を行うことで節税をすることができます。

なぜ、不動産投資で節税ができるのか?

不動産投資は減価償却などの経費を計上することで

実際はお金を支出していなくとも会計上の「赤字」になることが多々あります。

確定申告をすることによって、赤字の分だけ差し引いて

サラリーマンとしての給与からすでに納税した所得税を還付してもらうことができますし

所得によって増減する住民税の節税にもなります。

このサラリーマンとしての収入から、利益と赤字を足し引きして計算することを

「損益通算」といいます。

不動産投資は、しっかりと勉強したうえで「エリア」「販売会社」などを間違えなければ

節税以上の効果があります。地価の上昇や保険の代わりになったり

家賃収入が老後の年金の補填になったりと非常に優秀な資産形成方法です。

何より自分ですることがほとんどないので

練習や試合、仕事など忙しいスポーツ選手にとって相性が良いです。

資産形成は老後も視野に!

税金だけではなく、将来の生活の基盤にと考えている人も多いであろう

年金にも注意が必要です。

複雑な制度で勉強することもプロ選手と社員選手では

大きく年金の受給金額に差が出る可能性があります。

将来の年金額がぜんぜん違う!?プロ選手と社員選手の違いとは

引退後どころか、今では老後2000万円問題などメディアでも騒がれているように

少子高齢化が確実に進行している日本では年金制度はあてにしないのが正解ですが

その中でもプロ選手と社員選手では将来の年金支給額は大きく異なります。

プロ選手の年金

プロ選手は、国民年金のみの支給となります。

支給額は所得に関係なく、今まで保険料を納めてきた期間で決まります。

プロ選手は自分で対策を講じておかないと

「国民年金のみ」の収入となってしまうと非常に厳しい!!!という意見が正直なところ。

社員選手の年金

社員選手は、プロ選手の国民年金と比べて

国民年金に加えて厚生年金の2つを受け取ることができます。

国民年金に厚生年金が上乗せされる仕組みになって

厚生年金保険料は給与の18.3%となり、半額を会社が負担し残りの半分を本人が負担します。

約9%も給与からを引かれることは大きな負担となりますが

将来年金額を確保する原資でもあります。
厚生年金(老齢厚生年金)の支給額は、納付期間と所得により決まります。
現役時代に稼げた人は、老後ももらえる額が多いということですね。

社員選手の方が、国民年金+厚生年金という形となるので

現役引退後も企業に残り安定した給与を得続けることができれば

国民年金のみのプロ選手より受給額は大きくなると見込まれます。

年金制度をあてにしない

しかし、この年金制度は人口が増え続けると想定されて作られたものです。
ご存知の通り少子高齢化がガンガン進んでいて、人口も減少・・・

予定通りに受け取れる可能性は極めて低いでしょう。
どんどん給付額を削っていく方向に進んでいます。

半分もらえれば良いほうで、年金はあてにせずに資産形成に励むことが正解です。

プロのマネをするのが最強の資産形成!

これらのことを頭に入れたうえで、具体的にどのようにお金を守り、増やしていくのか説明すると
ズバリ!「プロのマネをする」これに尽きます。

FPに相談する場合は

「実際に自身でもプランニングを実践しているか」で信頼できるか判断できます。
ネットやSNSでもたくさんの情報が得られる時代になりましたが

やはり価値のある情報は「人」から得るしかないと思います。

まとめ

色々と話がごちゃごちゃしてきたのでこれまでの話を整理すると・・・
・無駄なお金を使わない
・経費を活用して賢いお金の使い方をする
・保険・株式・不動産で運用、効率的に増やす

・年金はあてにせずに老後に備える

支出の削減や節税することで、手元に残せたお金を「運用」に回せば

無理なく負荷なく資産形成をスタートできます。

『お金は銀行に預けるもの』と思い込んでいる人も多いですが

それでは超低金利でお金が増えませんし

逆に進行していくインフレーションでどんどん価値が下がっていきます。
銀行に預けると損!?お金の価値が下がるってどういうこと?

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アスリートをサポートするために相談は無料で受け付けています。

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独立系FP(ファイナンシャルプランナー)
体育大学職員

個人事業主(7-APPS 代表)
難波ジョーカーズ(関西実業団Aリーグ所属(8連覇中)のアイスホッケークラブ)

1991年5月14日生まれの牡牛座

老けてみられるので実年齢+5歳で見られることが多いです(笑)。
男の子と女の子の2児の父。

兵庫県出身。
大学進学を機に大阪に移り住む。

趣味はアイスホッケー、ウエイトトレーニング、お酒を飲みながらのスポーツ観戦、友人たちとお酒を飲むこと。

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